・ 金色使いの2枚、 途中経過と、もうそろそろ? 


  陽が射すと暖かいを越し、時に暑い程になるこちら北イタリアですが、
  まだお天気が安定せず、先日は北の山の頂が白くなり、
  昨日午前の仲間との歩き会では、
  新緑の里との取り合わせが素晴らしい眺めでした。

  シコシコとお絵描きの方も続けておりまして、
  先回ペン描きの後下色を付けた時点で見て頂きました
  ムラーノ島の教会後陣風景。
  少しバックも変えましたので、見てやって下さい。

  ムラーノ島の教会 デイ・サンティ・マリーア・エ・ドナート

s-H17_5166_GF.jpg       
  まだ半分から下は、殆ど先回のままなのですが、
  上の小アーチ4つの部分を描き込みました。

  最初から気持ちがもやもやで、どうしようかと迷っていた
  問題のバックの色なのですが、
  濃い茶+緑、という様な物、またはとろんとした水色の
  2候補が最初に頭にあり、
  まず水色が脱落、濃い茶系にと塗り始めました。

  広い面積のバック、空の色をまず決めませんと、
  本体の色もしっかり決まりませんし、ね。

  で、塗っているうちに、ダメだぁ、こりゃ、となって、
  洗い落としました。
  そして洗う内に、そうだ、金色! と閃き、
  それも、金箔を貼ったらどう?!と。

  で恐る恐る師の二木さんに、金箔を貼ろうと思うのですが、と
  書きまして・・。
  まぁ、メールをする事自体、ためらいがある訳でして、ははは。

  お返事が来る間に、いや、金箔では強すぎて絵が負けるかも、と
  段々しぼみまして、へへへ、
  届いたお便りには、金箔だけでは強すぎると思うので、
  貼った後に、何かもう一工夫必要でしょう、と。

  はい、恩師、有難うございます!!
  金箔は止め、金色で塗る事にします!
  ・・済みません、なんとも単純簡単解決のshinkaiでして・・。

  翌朝7時頃から塗り始め、きゃはは、3度重ね塗りをし
  漸くに塗り斑が収まったのが今の状態です。
   
  全体の色の纏まりとしては、金色で良かったと思うのですが・・。

  一番上の屋根瓦の、飛び出した部分を少し強くしましたが、
  中の方を描き込みつつ、屋根はもっと弄ります。

  水彩を使っての、アーチ内は大体の色が収まりつつあり、
  今後は白く残したままの円柱にも色を入れ、
  下の帯状の三角部分にも水彩での描き込みを済ませたら、
  色鉛筆を使い始める予定です。

  絵が少し大きいので、立って、中腰で描く事も多くなり、
  その度に座る時、イ、イ、イ!と悲鳴を上げる様なですが、
  ぎっくり腰にはなるまいぞぉ!!



  そしてもう一枚、こちらは暫くぶりに顔出しの、
       
  ラヴェンナ・モザイク テオドーラ妃

s-s-H17_5168.jpg       

  写真の中で赤色がとても明るく派手に見えるのですが、
  もう少し渋い色です、と言い訳を。

  以前見て頂いた時の師のご指摘は、
  顔を描こうと思わず、石の片を描くつもりで、と。

  大いに納得する所があったのですが、少し寝かせておりました。
  で、最初にこの顔を描きたい、モザイクを描いてみようか、と
  いう気持ちになったラヴェンナのインフォメーションの写真、
  ショーウィンドウいっぱいの、大きな顔だけの写真を取り出し、

  その強くて魅せられた顔、美人ではありますが、
  この大きさになると、ちょっと酷薄そうでもあり、
  傲慢さも覗く様な顔、を描きたいものと再度取り組みました。

  このモザイク職人の腕の確かさ、にはまったく驚嘆します!
  大きな眼の、瞼の上がり具合に酷薄さを感じ、
  唇のほんのちょっとの石の角度で、意地悪くも見える、
  単なる美人の顔ではないのですね。

  大いに迫るつもりでも、到底そこまでは描けませんが、
  なんとか石の破片の迫力だけでも出ていると良いがなぁ、と。
       
  ちょっと気になるのは、左上の緑色で、
  少し軽いでしょうか?

  顔の周囲の黄金色の部分は、少し金色が強い気がして、
  色鉛筆で抑えたのですが、潰し過ぎでしょうか?

 ***

  最近また仲間との夜のお出かけ、映画館行きが続きまして、
  今夜は「グレイト・ギャッツビ―」をね。
  先日は「サンティアーゴへの道」と、イタリア映画「La Grande Bellezza」を
  見ましたが、どちらも興味深く楽しめました。

  とりわけ「ラ・グランデ・べレッツア」がちょっとフェッリーニの味わいもあり、
  主演男優が、私の好きなミッシェル・ピッコリ風でもあり・・。

  そうそう、これ以外に、日本のアニメ「魔女の宅急便」もね。
  今回がイタリアでの初公開だそうで、
  背後のヨーロッパの風景がプラハでもあり、マルセイユでもあり、という様な、
  日本人の目からのヨーロッパでも、こちらでは大きな違いに皆が首を傾げましたが、
  優しい視線のアニメには、皆がOK!点を。

  日中しっかりお絵描きした後に出かけるお楽しみは、なかなかで~す!       


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