・ フェデリコ・ダ・モンテフェルトゥロの 特徴ある鼻について  と、おまけ

今回は描き進んでいる「ベリー公の時祷書」模写が思ったよりも進まずで、
済みません、既に12月の会食が始まっており、世間付き合いもせぬわけには、で、
絵の方をパスさせて頂きまして・・。

本家の方では、ピエロ・デッラ・フランチェスカについて取り上げており、
しっかり本家でも載せましたが、こちらでもこの方の顔を見て頂く事にし、ははは、

1-spiero_double_portrait_of_the_dukes_of_urbino_03.jpg



つまりです、ついでにこちらでも、ピエロ・デッラ・フランチェスカが描いた彼の
肖像画から、特徴ある鼻についてのサイト記事を2つほどストックしてあったので、それを。

鼻の部分のアップを。

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フェデリコ・ダ・モンテフェルトゥロ・(1422-1482)は、当時の武勇の誉れも高い軍指揮官。
また統治していたモンテフェルトゥロの土地(エミーリア・ロマーニャからトスカーナの一部、
マルケ州)の名君としても名高く、地元のウルビーノの城にいわゆるルネッサンス期の
文化を持ち込み、素晴らしい芸術品を集めた事でも有名な方。

この特徴ある横顔の肖像画家も、当時あちこちの宮廷で仕事をしていたピエロ・デッラ・
フランチェスカ(1412-1492)で、武人としてのみならず、教養ある文化人であり、
芸術を愛し、この世界でも目利きであった事を物語ります。


で、どうしてこの鼻なのか、なのですが、
サイトの記事では、「当時初めて、いわゆる鼻の整形外科をした」をした、という事に。

つまりです、当時の貴族階級のスポーツでは、騎馬で長い槍を持って走り、相手に突き出し、
落馬させた方が勝ちというトーナメント試合があり、ほら、映画でも時に見る、あれです、

で1450年自領のウルビーノで開催した競技で、被っていた庇が上げ下げできる兜の
隙間から、長槍の先端が突き刺さり、右目を失ったという訳です。

何か月も死の瀬戸際で戦い、この克己たる方は勇気をもって耐え、生き延び、
そして怪我もしていた鼻の上部の骨を、左目で右も良く見える様に、取り去ったのだそう!

確かに横側アップの写真では、鼻の上部の骨が取り去られているのが良く分かりますよね。

槍試合で怪我をして右目を失い、鼻も怪我をしてあの形、というのでなく、
彼自身が自分の意思で鼻上部の骨を取り去ったのだ、というのを知りました。

それに、それがちゃんと良く分かる、ピエロ・デッラ・フランチェスカの描写の的確さ!

怪我の後の、伝説的に残る彼の言葉は、
「我慢するさ、一つの目で100の目よりも良く見るさ!」

顔の左側のみのこの肖像は、メダルにもよくある形でもありますが、怪我をしている右側を
見せず、怪我の後の長い期間を苦しんだ感じも見せず、フェデリコの威厳ある左側だけを
強く感じさせる素晴らしい画と思います。


もう一つ他のサイト記事で知ったのは、この槍試合の怪我の後何年かして、サン・マリーノの
建物の床が崩壊し、ちょうどそこにいた彼が「8~9ブラッチャ」も落ちたのだそう。

1ブラッチャ(フィレンツェ)は、約58,32cmだそうで、4,67m~5,25mも落ちた事に!

幸いに死にはしませんでしたが、それ以来ずっとビッコを引き、馬にも乗れなくなったと。

この事故については初めて知りましたが、槍の怪我が28歳の時で、その数年後というと
まだ30代初めで、馬に乗れなくなった、というのは武人としては随分不自由な生活を
強いられたことになりますね。

彼は1482年、60歳、大怪我をした槍試合から32年、数々の戦闘を無傷で生き抜き、
フェッラーラで夏の暑い盛りに亡くなりますが、かなり大変な人生を送られたのだ、と
改めて思いました。

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おまけを2つ。 Yutubeから楽しいのを2つどうぞ。

スイス兵の、見送りの人々に対するご挨拶。 始まりまでが少しかかりますが・・。

s3-swiss army.jpg




来年の春にはお子様誕生のイギリスのハリー王子。 なかなか楽しいお人柄の様で。

4-sprince harry.jpg


年末の忙しい時期、皆さまにも、体調にお気をつけてどうぞ!

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